初めての製品デザイン開発に取り組む方と、それを支える皆さまのための


(6)事業イメージを描いておこう

事業になりそう?デザイン料は払える?

 依頼者がモノのデザインを依頼したいと考えた場合、それが時期尚早と思われるケースも多々あります。たとえば、依頼者は商品のデザインを依頼したいと考えているが、実はまだ事業そのものの組み立てができていない場合などです。
 依頼者自身が、開発するモノのデザインに対して相応しい投資をする意志がない場合も、そもそもプロの関与を望むことはできません。依頼者は、デザインを依頼したいと考えているモノのアイデアが、今、プロに対価を払って依頼するべきかどうかを、そして、プロに安くはない対価を払ってデザインを依頼するだけの覚悟が自分にあるかを、依頼前に見極めましょう。ここはデザインを依頼する前に依頼者がするべき大切な仕事です。

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